メイトン年表 1915 創設者 ビル・メイ(Bill May) 生まれる。 1943 ビル・メイが兄のレグ・メイ(Reg May)と “MATON STRINGED INSTRUMENTS AND REPAIRS” を設立する。 1946 商号を現在の “MATON MUSICAL INSTRUMENTS COMPANY” に変更する。 1949 ビクトリア州カンタベリーに工場を建てる。 1958 最初のソリッド・ボディーのエレキギター MASTER SOUND MS500を発表。 1959 トミー・エマニュエル(Tommy Emmanuel)が彼にとって最初のメイトン・ギターとなるMS500を購入する。 現在このギターはメイトン博物館に展示されている。 1960 オーストラリア・メルボルン出身のフォーク・グループ THE SEEKERS がメイトンのアコースティック・ギターを使い、世界で一躍有名になる。 1961 レグ・メイ死去。 1963 ビートルズのジョージ・ハリソン(George Harrison)がイギリスのリバプールにある THE GREFTON ROOMS でMS500 を使い演奏をする。 1967 CW80 シリーズを発表。 1976 MESSIAH シリーズを発表。 1978 BG808 と CJ85 シリーズを発表。 1986 ビル・メイと妻のベラ(Vera)が退任し、第一線から退く。 1987 後継者としてビル・メイの娘夫妻、リンダ(Linda)とネビル・キッチン(Neville Kitchen) 夫妻が代表取締役に就任する。 1989 カンタベリーからベイズ・ウオーターへ工場を移す。 1993 ビル・メイ死去。 1996 MATON設立50周年を記念した限定モデル “ANNIERSARY” を発表する。 生産台数は50台のみ。 1998 MS500の復興版が製作される。 2002 ジョージ・ハリソンが所有していたMS500 がロンドンのオークションに掛けられ$120,000の値がついた。 2003 ベイズ・ウオーターからメルボルンのボックスヒルにある新工場へ移る。 2005 MINI MATONシリーズを発表。 2006 MATON設立60周年を記念して限定モデル “STARLINE 4604” を発表。 生産台数は60台のみ。 MATON CUSTOM SHOPを始める。 2008 MASTERSOUND MS500 の誕生50周年を記念して “MS500 / 50th” を発表。 メイトンの歴史 会社名の『Maton』は、創設者のビル・メイ“Bill May”の名字である “May” と、音という意味の “Tone”の2つの単語を組み合わせて作られました。 ビル・メイはオーストラリア・メルボルン出身のジャズ・ミュージシャン(氏はベース・プレイヤーであった)であり、木工学校の先生、そしてルシアーでした。 1930年代中頃、オーストラリアにはギター・メーカーは無く、品質の良いギターと言えばアメリカ製であり入手することは非常に困難でした。 ビルはこのような状況を打開すべく、ついにオーストラリアで高品質のギターを作る決心をしました。 1940年代に入りビルは兄のレグ・メイ(Reg May)と一緒に、メイトンの前身となる“Maton Stringed Instruments and Repairs”.を設立し、1946年に現在のMaton Musical Instruments Companyに社名を変更しました。 1949年にメルボルンのカンタベリーに、オーストラリアで最初の大規模なギター工場を設立しました。 この工場で生まれたモデルは実に300種類以上になります。 そして40年以上に渡り慣れ久しんだカンタベリー工場が手狭になったので、1989年べイズ・ウオーターに規模を大幅に拡張した新工場を建てそこへ移りました。 2003年には更に大きくなってきた市場の需要を満たすため、そして海外の市場を開拓するために、ベイズ・ウオーターからボックスヒルにある現在の工場へ移設しました。 その規模はベイズ・ウオーターの工場と比較すると約4倍の大きさです。 メイトンを起業し成功したギター・メーカーに育て上げ、そしてギターの製造にオーストラリアの材を導入した先駆者として、ビル・メイは沢山のオーストラリア人ルシアーからギター業界創設の父として崇められています。 ビルの死後、彼がオーストラリアの音楽シーンに与えた功績はAustralian Music Association Awardsで高く評価され、2001年に栄誉殿堂入りしました。
